[若干ですがネタバレを含みます]
映画が始まりましたけど、映画見る前に小説読みたい!!って事で購入!
細田守監督のサマー・ウォーズは好きだったので興味はMAXでした。
んで読み始めてちょっと驚く。
[3回]
表紙には女性が二人の半獣の子供を抱えて草原に立っている絵が印象にありましたが、物語は都内の大学から始まりました。
タイトルからして、主人公がおおかみ(半獣)の子どもと出会う話なのかと想像してましたがまさか主人公がお母さんだったんですね。(映画の宣伝広告に「私はこの子たちと生きていく」ってのはコレだったのかと)
物語は花(主人公)がニホンオオカミの最後の生き残りである男性と出会い、恋をするところから始まります。
もうこの時点で想像してた世界観と差がありすぎるw
サマー・ウォーズのときも「夏の戦争」っていうもんだから「田舎の学校で起こった小さな戦い」みたいなひと夏の出来事みたいなものを想像してたんですよ。
「戦争」っていう物々しいフレーズも「ぼくらの七日間戦争」みたいな感覚だと思ってました。
それが世界に拡大した超規模SNSを舞台にした戦い(?)だとは思ってもいないわけで初めて観たときは本当に驚きました。
今回も良い意味で予想を裏切られた感じで、まだ序盤までしか読んでませんが続きが激しく楽しみです。
んで、恋に落ちた花は雨と雪(雨と雪はそれぞれ子供の名前)を出産するんです。
ただ表紙にも夫が出てこないので嫌な予感がしつつ読み進めているとやっぱり亡くなってしまう。
不慮の事故ってわけではないんですが、そのシーンがとても生々しくてかなりショックでした。
(夫が死んで母と子供が残されるなんてよくあるストーリーですが、フルーツバスケット(少女漫画)の今日子と透を残して亡くなってしまう勝也さんのシーンを思い出して心が痛かったです・・・。)
残された花と二人の半獣の子供(雨と雪)が必死に生きていく。これがこの物語のメインなんですね。
おおかみの子供なのでやんちゃのレベルが違う!
人の子どもと同様に育てることもできず、誰かに相談することも出来ず、生物としての生命力自体が違いすぎる子供たちを必死で育てながらも心身ともに疲れていってしまう花。
そして花は都会を離れることを決心します。
この時点で文庫版では60ページとそう長くない文章で描かれているので、プロローグと言ってもいいでしょう。
ちなみにこの作品で描かれている狼男は人間形態、半獣形態、獣形態の3形態をある程度自由に変身できます。
さて、此処から先はまだ読んでないのでゆっくり読み進めたいと思います。
興味が有る方は文庫版、または映画館へ!
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COMMENT
無題
この作品ガンダムシリーズの監督が絶賛してたので見たのですがおもしろかったです♪(´ε` )
マジモンで疲れた心がこの作品で元気になるとイイデスネ(´Д` )
Re:無題
そんな事言われるとどうでもいい記事ばかりで申し訳ない気持ちで胸が張り裂けそうですw
昨日読み終わりましたので映画も見に行ってきますっ!