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<ぜんつう>ネトゲとかソシャゲとか、雑記。

   

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「最大99%OFF可能」オークションについて<前編>

オークションについて。

今回は最近流行のうたい文句が「最大99%OFF可能」というオークションの形について企業形態から、どうしたら上手く利用できるのか、できるだけ安く買うコツなどアレコレ書いてみたいと思います。

ちなみに2010年8月現在で同じ仕組みのオークションを行っているサイトを以下に一覧でまとめてみました。

ペニーオークション/みんなのオークション/バクオク/激安オク/エンオク/DDMポイントオークション/ラクサツ!(楽札)/ワールドオークション/ハチオク/エイラクセン/スゴオク/ファイナルオークション/セリイチ!/バリューマーケット/富オク/秒札オークション

軽く検索してもこんなに出てきました。
たぶんコレからもどんどん乱立するでしょう。
さぞかし運営会社はボロ儲けなんでしょうね。

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まずは仕組みと利用方法。
どのオークションサイトも仕組みはほとんど同じです。
オークションと言っても知らない誰かが出品して、それを競りによって競売する訳ではありません。
どの商品もオークションサイトの運営会社が用意した<餌(エサ)>です。

そして普通のオークションと大きく違う点は以下の4点です。
・基本的に入札単位(上げ幅)は1〜20円と小幅
・基本的に開始価格は0円
・一回の入札で入札単位(上げ幅)1回分しか上げられない
・一回入札する度にお金がかかる。



さて、オークションで人気商品DSiが1円からスタートしたとします。
そこに買いたいと思った2人の利用者が、各々が購入しても良いと思う金額で自動入札していきます。
(自動入札とは設定した金額までは自動で入札してくれる機能で、利用者がパソコンに常時張り付いていなくても気軽に参加できる為ほとんどの利用者が利用している機能です。)

Aさんは 3,000円で自動入札
Bさんは 7,000円で自動入札

自動入札機能でAさんとBさんは1円ずつ交互に入札していく事になります。
3,001円まで競った時、Aさんは設定していた金額を超えたため入札しなくなり、結果Bさんが3,001円で落札した事になります。
さて、通常のオークションであれば競り負けたAさんは失う物がありません。
しかし、「一回の入札にお金がかかる」という仕組みを思い出してください。
一回の入札に75円かかり、入札単位が15円だったとしましょう(ペニーオークションと同じ)。

DSiは0円からスタートし3,001円で落札されたので、その間 3000(上がった金額) ÷ 15(上げ幅) = 200回 の入札が行われた事になります。
AさんとBさんが交互に入札したので一人の入札回数は 200 ÷ 2 = 100回。

その結果
1回の入札に75円かかるので
Aさんは購入できなかった商品に対して 100(回) × 75(円) = 7,500(円)かけてしまった事になります。
BさんはDSiを落札できましたが、100(回) × 75(円) = 7,500(円)の利用料に商品代を合わせて10,500円掛かりました。

今回は人気商品である定価18,000円するDSiをBさんは10,500円で手に入れる事ができました。
しかし、落札価格があと3,000円高かった場合(Aさんの自動入札の設定金額が6,000円だった場合)、Aさんは結局DSiを手に入れる事はできず、利用料は倍の15,000円にのぼり、DSiを手に入れたBさんですら利用料の15,000円と商品代6,000円を足すと、定価で購入するより高い買い物をした事になってしまいます。

そしてオークション側の儲けは3,000円で落札された場合
  15,000(二人の利用料) + 3,000円(落札された金額) - 18,000(商品の定価) = 0円(損得無し)
6,000円で落札された場合
  30,000(二人の利用料) - 18,000(商品の定価) = +12,000円(12,000円の黒字)
という計算になります。


さて、ここからが本題(私の妄想)です。
上記で出した例えだと利用者が安く済まそうとすればする程、オークション側は赤字になります。
では、「もしサクラであるCさんが入札に参加していたら」どうなるでしょう?
(オークションで言うサクラとは利用者のフリをして落札価格を引き上げるオークション運営側の人間です)

サクラであるCさんは自動入札の設定金額を運営側ができるだけ赤字にならないように計算した上で金額を設定する事で赤字を出すのを防止できる訳です。
もしCさんが落札しちゃったら?
そんな物は次の出品にまわせば良いだけです。
もしかしたら、出品される商品全体が「利用者に落札されてから注文する」という可能性もあります。


今回は妄想が暴走するので、この辺で一旦書き留めておこうと思います。
次回はオークションシステムをよく考えた上で「できるだ安く買う方法」などを書いていこうと思います。

同じような記事をYahoo!ニュースで見かけましたのでご紹介しておきます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100930-00000580-san-soci
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