2014/5/1 追記
【ドドド!ドラゴン 〜七つの秘宝〜】が11月6日に配信されてから半年、サービス終了のお知らせが告知されました。
良ゲー糞運営などと喚いたり、Twitterのドドドラ担当者に文句や不満も散々ぶち撒けてきました。
それでも、私はこのゲームが好きでした。
正直言うと、このゲームが終わるのは時間の問題なのは薄々気づいてはいました。
iPhoneでさえまともにプレイできなくなる程の不具合の多さ、動作の重さ。
Andoroidユーザーの継続率は恐らく絶望的な数値だったと予想できます。
リーグの過疎、どんどんログインしなくなっていくフレンド。
これじゃ採算とれないだろなー・・・と。
遡ればドドドラというゲームの発表があったのは2012年7月のハンゲーム本社で行われたソーシャルゲームラウンジというイベント。(http://zenchuu.blog.shinobi.jp/Date/20120706/)
ここで制作会社であるDangoが次の作品のコンセプト発表を行いました。
それから2年と数ヶ月後にやっと配信されたわけです。
ドドドラの場合、iPhoneとAndoridの両方を同時進行で開発を進めるので開発規模は以下の様な感じでしょうか。
Andorid開発者 3〜5名
iOS開発者 3〜5名
デザイナー 1〜2名
プロデューサー 1名
チームマネージャー 1名
少なくともこれだけの人数を半年間動かすのに少なくとも3600万(600万x6月)はかかります。
(通常ソシャゲの開発は長くて3ヶ月程度ですが、ドドドラの場合は長引いて半年は掛かっていると思われます。)
その上、サーバなどのインフラ運用費が規模にもよりますが月に30万程度。
運用とアプデで技術者6名(iOS3名 Ad3名)をキープするので月の運用費(人件費)は最低でも200万。
そして広告費に数百万。
これだけのお金をかけて出来たものがアレです。
特に問題なのはまともに遊べないAndorid。
OSの差だけで言ったら利用人数はAndoridの方が多い。
例えどっこいどっこいだったとしてもユーザーの利用チャンスを全体の50%損してる事になる。
ゲーム内コンテンツも多くない上に不安定なのでiOSユーザーでさえ長く続かない。
ましてやクエストのドロップ率や金エッグの確率、カクドラのスキル率など運用面で調整する部分の粗が目立つ。
運用上のミスも多発するような運用力。
結局、ゲームの内容は面白いのに開発会社Dangoの開発力と運用力、ゲームデザイン(調整力)じゃ100%実現させることが出来なかったってのが最大の原因。
最後の方は結構改善調整入ったのでまともになりつつあったのに、サービス終了が決まってたから大盤振る舞いしただけだったんですね。
根本は面白いゲームだっただけに本当に残念でなりません。
さて、ドドドラがサービス終了を発表してからおもむろに「マジモンに移れよ!」っていうコラボイベントが来ました。
ですが私はマジモンには戻るつもりはありません。
正直、今からマジモンをプレイしようという人にはお勧めしません。
なぜならドドドラで出した赤字を埋めるのはマジモンしかないからです。
マジモンは元々金遣いの多いソシャゲで月数万は当たり前です。
ドドドラがコケた今、マジモンでその穴埋めをする為に課金搾取は加速するのは間違いありません。
というか、マジモンも既に末期なのでDangoはこの後ソシャゲの受託開発でも続けるんでしょうかね・・・。
マジモンも半年ぐらい続けてサービス終了→会社潰すのコンボが来る可能性もアリそうです。
追記:
アプリを他の運営会社に売って継続できないの?って拍手コメントをいくつか貰ったので書きたいと思います。
Lobiでも返答したんですが、まずドドドラはID管理をハンゲームのプラットフォームに依存させています。その為、もし買い取る会社が出てきてもハンゲーム本社がYESと言わない限り実現しないし、ハンゲーム内のアプリの一つという位置づけは変更できません。そうなると買い取り手がかなり限られることになります。またNHN PlayArt(ハンゲーム日本法人)と提携しているので資金提供も受けているでしょうから、そうなると更に話は難しいです。
また、アプリ自体に将来性があることが重要になります。
これはアプリ自体はそれなりに繁盛してるが運営側の事情でサービスを続けられない場合です。
残念ながらドドドラの場合はサービス自体でコケてる為、ただただ赤字案件を抱え込むだけなのでアプリを買い取るメリットがありません。
最後に開発。
MMOなどでたまに見かける運営移管ですが、その殆どがゲームの開発自体は韓国などの別の会社が請け負っているタイプです。これは韓国のMMOタイトルを日本の運営会社が購入してちょっと手を加えて運用しているに過ぎません。なので新しい運営が開発する力がなくても運用できる利点があります。
ドドドラの場合はDango社内で開発されているので、もしドドドラのサービスを買い取るとしてもDangoのへっぽこ開発陣に開発を依頼するか、時間を掛けてでもドドドラアプリの設計を全く知らない人に開発をさせるかの2択しかありません。どちらの方法でも開発費用はかなり掛かるでしょう。
そもそもドドドラアプリの現状の不安定さをどうにかしてでもこの先伸びるゲームだと判断して買収する企業などないでしょう。
[24回]
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COMMENT
No Title
マジモン更に集金モードこええ・・・
Re:No Title
虹玉でアンチマとアンデッドが来ただけじゃ終わらないでっせw
無題